Kyoko Shimbun 2020.06.30 News

自ら車庫にお片付け 自動運転ミニカー「トミカー」 これは嘘ニュースです

自己判断でガレージに戻る「トミカー」
 玩具メーカーのトカラタミー(鹿児島県)は、AI(人工知能)がカメラやセンサーを使って周囲の状況を認識し、自己判断でガレージに戻るミニカー「トミカー」を発表した。遊び飽きて出しっぱなしにしていても、勝手にガレージに戻ることから、後片付けができない子どもたちにとって朗報となりそうだ。

 全長70ミリの小型車体に、実際の自動運転車に使われるものと同等の性能を持つセンサー類をつめ込んだ。正式名称は「Terminal Organized Multi Intelligent Car(ターミナル・オーガナイズド・マルチ・インテリジェント・カー)」。

 同梱するガレージチップを設置すると、その位置情報をGPSで認識。室内にある他のおもちゃなどの障害物を避けながら、自動運転で駐車まで行う。子どもがトミカーで遊んだ後、飽きて放置する「出しっぱなし」状態が30分続くと、ひとりでに動き出してガレージに収まるため、散らかった子ども部屋の整理整頓に役立つという。また、待機場所や時刻をガレージ以外にも設定でき、玄関前に待機させておけば、保育園や幼稚園から帰宅してすぐに遊び始める使い方もできる。

 同社によると、一部の保護者や教育関係者から「自分で後片付けのできない、だらしない子どもになる」と懸念する声があったことから、当初は放置状態からの自動駐車が多すぎる場合、買ったお店にトミカー自身が帰っていく「自己返品機能」を搭載する予定だったが、子ども側から強い反発があり見送った。

 「相次ぐ贈収賄や不倫など、カネにも男女関係にもだらしないのは大人の方だ」という反論にぐうの音も出なかったためだという。

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