自動運転車に震度7クラスのバイブ装置 滋賀の企業が開発 これは嘘ニュースです
車載振動装置で激しく揺れながら走る電気自動車
自動車部品を製造する株式会社浮汽製作所が開発した。車のモーターに取り付けた重心の偏った重りが、車本体を上下左右に激しく振動させる仕組み。重りの位置を変えることで、振動の強さを最大震度7クラスまで設定できる。
開発の背景には、自動運転技術の進歩がある。20年の道路交通法等改正で、ドライバーは高速道路の同一車線を低速で自動運転している間、テレビやスマホを注視することが認められた。ただし、法律で定める条件から外れた場合は、運転者が直ちに操作を引き継がなければならないため、飲酒や居眠りは引き続き禁止事項とされている。
同社では、自動運転で誘発される居眠りを感知する車内センサーと連動させ、振動でドライバーの注意を促す用途を想定するが、スマホの着信通知やクラクションの消音のようなマナーモード的用途や、後方から急接近してあおり運転をしてくる後続車両をあおり返す用途なども考えられるという。
発表会では、運転席に座らせた居眠り中の男性を起こすデモンストレーションを実施。装置が作動した瞬間、車体は上下左右に1メートルほど揺さぶられ、男性はすぐに目を覚ました。男性が身に付けていたスマートウォッチの衝突検出機能が誤作動し、通報を受けた警察が駆けつけるほど大きな揺れだった。
自動車業界では、自動運転機能を備えた電気自動車の開発競争が進む。今後、振動装置が全車に標準搭載されれば、自動車のスマホ化がさらに進むことになりそうだ。
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