ナマケモノ、「ヤレバデキルモノ」に改名提案 日本ナマケモノ学会 これは嘘ニュースです
ナマケモノはまだ本気を出していないだけだという。
南米を生息地とするナマケモノは、体長60センチほど。動きが遅いうえ、日中はほとんど眠っており、週に1度程度の排泄時を除いて、生涯のほとんどを木の上で暮らすことが知られている。その名前と生態から怠惰の象徴のような印象が強いが、現在ではエネルギーの浪費を抑える生存上の戦略だと考えられている。
和名の変更について話し合われたこの日の総会では、数十年に及ぶ検討会議の末に絞り込んだ「ヤレバデキルモノ」と「アシタヤルモノ」の2案で投票を行った。その結果、「ヤレバデキルモノ」が全体の7割以上の票を集め、新名案として採択された。
和名の由来は、「怠惰」を意味するナマケモノの英語名「Sloth」の訳とされる。ナマケモノ学会の茂野草次郎会長は「ナマケモノは決して怠けているのではなく、まだ本気を出していないだけ。その気にさえなればやれる子なんです」と擁護する。
今後、和名の変更を国内の生物学会に提案するとともに、次回総会から「日本ナマケモノ学会」の呼称を「日本ヤレバデキルモノ学会」に改める。各方面への働きかけを始める時期について、茂野草会長は「明日やる」とやる気を示していることから、開始は相当遅くまでずれ込む見込みだ。
【おことわり】:記事初出時、用語の使い方に乱れがあったため一部修正しました。