グーグル、体内ストリートビューを公開 これは嘘ニュースです
胃の内部画像(Googleインターナルビュー)
体内閲覧サービス「Googleインターナルビュー」では、血管とリンパ管からなる循環器系、食道から直腸にいたる消化器系、気管から肺までの呼吸器系の3つのコースを巡ることができる。
使い方は簡単で、目的地となる臓器を検索欄に入力するだけ。気になった場所には目印用のピンを落とすこともでき、ピンが刺さった瞬間うめき声が聞こえる点以外は、従来の地図と全く同じ感覚で利用できる。
サービス展開にあたり、グーグルでは360度撮影が可能な直径0.3ミリの超小型カプセル端末を独自に開発。これにより管内を自律移動しながら130万画素の画像を随時体外に無線送信することが可能になった。開発責任者のライ・フォルス(Lie False)氏は「試作段階ではカプセルが脳の毛細血管や肺胞につまる、小腸の柔毛にからまるなどトラブルも多く、尊い犠牲も少なくなかった」と、その苦労を語った。
現段階では未実装だが、年内にはがんやポリープなど各器官の病巣を見られる拡張機能も実装する予定。また、フォルス氏は「医療や教育だけにとどまらない利用を期待したい」と話すとともに、その一例として手術後体内に残留したガーゼやiPodを探して除去するクエスト型ゲームを挙げた。
体内マッピングについては、一昨年亡くなったアップル社の故・スティーブ・ジョブズ氏がiPhone用アプリとして開発を指示したことがあるが、「すい臓」を検索したところ、「パチンコガンダム臓」と表示されたことに激怒し、開発を中断させた経緯がある。