政府、「影の内閣」組閣へ ロボット導入で公務軽減 これは嘘ニュースです
閣僚全員がロボットからなる影の内閣
森友学園の国有地売却問題などについて、一部の大臣に整合性に欠けた答弁や記憶力の減退がみられるなど、今後野党の追及が強まれば、正常な答弁が困難になる閣僚がさらに増えると判断した。政府が主導する「働き方改革」の観点からも、閣僚の負担を軽減するため、委員会答弁を影の内閣に一任することを決めた。
影の内閣は、ソフトバンクが開発した人型ロボット「ペッパー」をベースにした18体で構成。当初、AIに政治家の答弁パターンを深層学習させようとしたが、システムエラーを繰り返したため、答弁は「はい」のみで行う。事実上野党への「満額回答」になるが、コンピューターならではのスピーディーかつ明瞭な答弁が期待できそうだ。
答弁の責任は全て影の内閣が負うため、委員会終了後まもなく影の防衛大臣ほか疑惑に関与したロボット閣僚は、責任を取って辞任するものとみられる。同時に影の首相も任命責任を認めることから、影の内閣は発足後数日以内に総辞職する見通し。
政府では、影の内閣総辞職をもって懸案の幕引きを図る。また、辞任したロボット閣僚全員を溶鉱炉に投棄して処罰感情を満たし、過熱した世論の沈静化も同時に図りたい考えだ。現閣僚の負担軽減と引き換えに、問題の真相は使用済み閣僚とともに溶鉱炉の底に消えることになる。
政治制度に詳しい京都大学政治経済学部の坂本義太夫教授(満州史)は「本物の傀儡政権を目の当たりにする日が来るとは」と話す。