未来のサンタ、世界各地に次々漂着 人口爆発原因か これは嘘ニュースです
人口爆発でサンタのそり速度は年々光速に近づきつつある
同署によると、23日未明、世田谷区内の路上で倒れている男性を巡回中の警官が保護。近くには焼け焦げた布袋が散乱しており、中にはプレゼントのような小包が数十個入っていた。男性は軽いやけどを負っていたため、近くの病院に搬送。現在は処置を終えて、同署内で保護されている。
聞き取りに対し、男性は「2059年から来た」と説明。北極の消滅や月への移民増加など、男性が話す2022年以降の世界情勢に不審な点がなかったことから24日、未来から来たサンタ本人と断定した。
カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州で18日に見つかった「2066年のサンタ」を皮切りに、米国、ドイツ、フィリピンなど世界各地で「未来から来た」と話すサンタの発見・保護が相次いでいる。いずれのサンタも日本と同様、やけどを負っている点で共通している。
調査に当たっているICPO(国際刑事警察機構)は22日の中間報告で、未来のサンタが現れた原因について、人口爆発との関連性を指摘。子ども数十億人分のプレゼントを一晩で配達するため、トナカイに引かせるそりのスピードを上げた結果、光速を超え、時間をさかのぼるのに必要な1.21ジゴワットのエネルギーが発生した可能性があると推測する。
国連が7月に公表した人口推計によると、世界人口は11月に80億人に到達。2058年には100億人を超えるとしている。各地で見つかったサンタが来た時代は全て58年以降だったことから、世界人口が100億人を超えると、配送速度が光速を超えるとみられる。このため58年以降、子どもにはクリスマスプレゼントが届いていない可能性が高い。
相次ぐサンタの漂着について、22年のサンタ氏は「業務が破綻する前に、商品の調達・配達を外部委託するなど負担を軽減するよう長年訴えてきたが、いまだにハードコアな働き方を強いられている。私に対する過剰な期待のツケを、30年後の子どもが支払わされることになってしまい残念だ」と失望を隠せない。
その一方、暗い未来を回避する展望も見えてきた。
サンタ氏は、取材に対し「来年以降の配送業務は、各地に漂着した未来の私たちと分担して行いたい。どれほど人口が増えようと、未来の子どもの笑顔は必ず守る」と述べ、人口爆発時代に対応した体制作りを示唆。サンタの負担軽減のため、プレゼントを受け取る子どもの数を減らす政策を採用してきた日本にとっても参考になりそうだ。