Kyoko Shimbun 2017.12.12 News

世界一明るい聖夜目指す 「ヤシマツリー作戦」発表 これは嘘ニュースです

実行委員会が示したヤシマツリー作戦の概要
 世界一明るいクリスマスツリーでカップルに祝福を――。国内の総電力を一点集中させた世界最大光量のクリスマスツリーを作る「ヤシマツリー作戦」が11日、発表された。20年クリスマスイブの点灯を目指す。

 東京駅に設置した1本のクリスマスツリーに北海道から九州までの全電力を集中して点灯させ、世界一明るいクリスマスツリーを達成する。

 点灯時の最大光量は真夏の太陽の200倍以上に相当する約2500万ルーメンに達し、東京都内山手線の内側ほぼ全域が真昼のように明るくなると見積もる。ヤシマツリー実行委員会によると、現在は最大2億キロワット時の電力でも焼き切れない電灯用フィラメントを作るため、戦自研の協力を借りながら、京都府八幡市で伐採した世界最大の竹の加工作業に入っている段階だという。

 「今でこそこんな大胆な計画をぶち上げましたが、若いころはクリスマスイルミネーションなんて消えてなくなればいいのにって思ってました」。プロジェクトを始める理由について、実行委員会代表の三田さん(39)は苦笑いしながら話す。

 「年を取って丸くなったせいもあるんでしょうね。カップルもイルミネーションもかすんで見えなくなるくらいイブの夜を明るく照らしてあげようと思えるようになりました。360度考え方が変わりましたね」

 点灯時間は24日午後9時から25日午前3時ごろまでの6時間程度。全国的に大規模な停電が起きるほか、設置する東京駅の半径300メートル内は発生した熱によって蒸発すると予測されるため、委員会では事前に周知徹底を図って理解を求めたいとしている。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<GOODS>ヱヴァンゲリヲン新劇場版 クリスタルオブジェ 第6の使徒

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場する「第6の使徒」をモデルにしたクリスタルオブジェ。手作業でありながら「正8面体」を表現。クリスタルの内部までこだわり、コアはレーザー加工で表現。

社主ピックアップ

社会

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ