「PSVRじゃない」 父親殴った息子を逮捕 これは嘘ニュースです
父親が誤って買ったゲーム機
同署によると、容疑者は13日未明、ソニーが発売を開始した3Dゲーム機「プレイステーション(PS)VR」を買ってくるよう父親に依頼。翌14日午前、父親は任天堂の3Dゲーム機「バーチャルボーイ(VB)」の新品を持って帰国した。
息子は頼んだものと違うゲーム機だったことから激高。先に用意していたPSVRの周辺機器「プレイステーションムーブ」2本を父親の頬に何度も強く押し当てた。自宅の外で警戒に当たっていた署員が悲鳴を聞きつけ、息子を傷害の現行犯で逮捕。父親は口の中を切る全治2週間の軽傷を負った。
調べによると、容疑者はPSVRを頼む際、父親にも分かるようバーチャルボーイの写真を見せ、「新しいバーチャルボーイ」と説明していた。指示通り家電量販店で新しいバーチャルボーイを求めたところ、店員から「国内に新品はない」と言われたため、羽田空港から渡米。ニューヨークの古物商で見つけた新品のVBを530ドル(約5.5万円)で購入した。当時量販店ではPSVRが販売中だったが、写真を想像していたため気づかなかったという。
調べに対し息子は「丸1日待たされたうえ、発売当日はまだ何もしていないのに自宅をマスコミに取り囲まれてイライラが募っていた。父が持ち帰った新品のVBを見て仮想と現実の区別がつかなくなってしまった」と供述している。
13日の容疑者宅周辺は終日多くの報道陣が詰めかけており、作家の村上春樹さんが潜伏しているのではないかとうわさされていた。