モチギンチャクの脱皮、国内で初確認 沖縄 これは嘘ニュースです
体をねじりながら脱皮するモチギンチャク(しまんちゅ水族館提供)
脱皮したのは、同館が飼育しているオスの「No.4」(体長約13センチ)。2014年、宮古列島付近で8匹が捕獲され、専用水槽で飼育されている。
16日午前6時ごろ、飼育員が脱皮中のモチギンチャクを発見。その後、皮を脱ぐため、体を何度もゆっくりとひねる動きを見せた。3時間後には脱皮を終え、柔らかく真っ白な中身が姿を現した。
モチギンチャクは、イソギンチャクと同じ無脊椎動物。巾着状の茶色い皮に包まれた成体前のモチギンチャクは、おでんや煮物の具として食卓に上ることも多いが、成体は白色で決まった形を持たないアメーバ状をしている。食欲が研究欲に勝るためか、研究は進んでおらず、習性など未知の部分も多い。
同館によると、16日に撮影した動画は映りが悪かったため、飼育員が脱皮したモチギンチャクを再び皮の中に詰め直し、来週にも再度撮影に臨むとしている。