地球にやさしい巡航ミサイル CO2大幅削減 米 これは嘘ニュースです
地球にやさしい巡航ミサイル「エコ・トマホーク」
温室効果ガス削減という世界的潮流に配慮した巡航ミサイル「エコ・トマホーク」は、燃料に生ゴミから再生したバイオ燃料を使用。またジェットエンジンの機構にも改良を加えた結果、現在運用しているトマホークと同じ速度射程、殺傷力を維持しつつCO2排出量を80%削減することに成功した。
国防総省では来年度から配備を開始、今後5年以内に現在保有する全てのトマホークをエコ・トマホークに置き換えたい意向で、これにより年間280万トンのCO2削減効果が期待できるとしている。
地球温暖化対策が世界的な急務となる一方、テロ撲滅を掲げる米国製ミサイルが排出するCO2は年々増加の一途をたどってきた。今回CO2排出量を5分の1まで抑制したことで、ミサイルの使用回数を増やすこともできるようになる。また今後は欧米諸国と対抗関係にあるロシアや中国を交えた地球にやさしいミサイルの開発競争が過熱しそうだ。
軍事問題に詳しい京都大学軍事学部の坂本義太夫教授(軍事環境論)は「ミサイルを廃棄してしまうか、あるだけ全部使い切って人類が消えてなくなる方がエコではないか」と話す。