「2ちゃんねる」に巡回警官400人を配置 4月から これは嘘ニュースです
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同庁では昨年、2ちゃんねる内において、覚醒剤と注射器の売買を持ちかける書き込みがあったことを確認。その後運営側に削除を要請していたが、運営側はこれに応じず放置したため、昨年末から今月にかけ、麻薬特例法違反(あおり、唆し)幇助容疑で関係先10か所を捜索していた。
今回の事態を重く見た2ちゃんねる運営側は、7日、今後の対応について同庁と協議。その結果、今後不適切な書き込みがないかをチェックする専属の巡回警官400人を2ちゃんねる内に常時配置することで一致した。
「けびいし」と名づけられたこの巡回警官は、覚醒剤の売買、個人に対する誹謗中傷、個人情報の流出、人種差別、皇族に対する不敬な書き込み、警視庁への批判など、「けびいし」が不適切とみなしたコメントをその場ですぐ閲覧不可にできるほか、これら不適切な書き込みを行った個人を特定するためのあらゆる情報を、運営の許可なく警官独自の判断で収集できる強力な権限を持つ。また不適切書き込みを見た利用者が掲示板に「通報しますた」「おまわりさんこっちです」などと書き込むと、巡回警官がすぐに現場に駆けつける通報システムも導入する。
巡回にあたる「けびいし」は平均年齢80歳の警察庁OB400人で構成。4月以降はまずパソコンに精通した5人が巡回に当たり、順次増員していく方針だ。だがまだダブルクリックすらできない警官も多いため、これら初心者OBを教育する「やさしいパソコン教室」を庁内に新規に開設し、5年以内の本格稼動を目指す。またこれら巡回にかかる費用総額20億円(年間)は全て運営側が負担することも決まった。
インターネットに詳しい京都大学情報学部の坂本義太夫教授は「せっかく天下っても、まもなく天上ってしまうのではないか」と懸念を表した。