「侵略するでゲソ」 エキサイト翻訳、イカ娘語に対応 これは嘘ニュースです
主人公のイカ
エキサイト翻訳を提供する(株)エキサイティング社のプレスリリースによると、「イカ娘語翻訳」は今月27日から1年ぶりに第2シーズンが始まったアニメ「侵略!?イカ娘」の放送開始を記念したもの。「~~ゲソ」「~~じゃなイカ」などの語尾変化が特徴的なイカ娘語は、昨年産経新聞社が開催した「ネット流行語大賞2010」で銅賞に輝いた。
今回提供されるイカ娘語翻訳では、これらの基本的な語尾変化だけでなく、原作でもほとんど使われない「~~スルメイカ!」(=「~するはずがないじゃないか」)用法にも対応。ほぼ100%の精度でイカ娘語への翻訳が可能になった。
例えば「昨日食べたエビピラフ、すごくおいしかったよね」という文章なら、「昨日食しました海老のピラフは私にとって大変おいしいと感じることができましたでゲソ」と翻訳される。語尾に「ゲソ」を付加することでイカ娘語を完璧に再現するだけでなく、英語の苦手な高校生が必死で訳したような日本語のガッカリ感もエキサイト翻訳ならではだ。
エキサイティング社では、今回のイカ娘語翻訳をてこに同社運営のポータルサイト「エキサイト」の活性化を図りたいとしているが、翻訳ツールだけが同サイトの存在価値と化しているのは周知の事実だろう。
『侵略!イカ娘』は『週刊少年チャンピオン』にて連載中のコメディ漫画。主人公で世界征服をたくらむイカ娘の愛らしさと、あるのかないのかよく分からないいい加減なオチに定評がある。昨年アニメ化されて好評を得たため、今年9月から第2シーズン「侵略!?イカ娘」の放送が始まっている。