ひな壇は差別的 市民団体が抗議 これは嘘ニュースです
市民団体が展示した「ひな平」
市民団体「ひな祭り廃止と憲法9条堅持を求める平和市民の会」は、3月3日の桃の節句に飾られるひな壇は、太政官制度の名残であり、象徴天皇を規定する現在の憲法をないがしろにするものだと主張している。
現在でも幼稚園や小中学校などではひな祭りを行事としてとりおこなっているところが多く、同団体は、管轄の文部科学省に対してひな祭りの中止とひな壇の撤去・販売中止を求める嘆願書を提出した。
また同団体では人形の身分を全て同じにして、階段状のひな壇を平らにした「ひな平(だいら)」の展示であれば、平等感を示せることができるとした「妥協案」も提案している。
▽「ひな祭り廃止と憲法9条堅持を求める平和市民の会」代表の話
ひな祭りは、身分制度を一般的に容認させるだけでなく、女は女らしくあるべきだとの古い女性観を押し付け、なおかつ未成年の飲酒を助長するなど、青少年の発達に対して悪影響を及ぼす問題点が多い。このような因習を完全に廃絶するのは難しいと考えているが、まずはひな壇をひな平に置き換えるところから出発していきたいと考えている。