Kyoko Shimbun 2020.01.22 News

センター試験、予想平均マーク番号は3.02 玉虫ゼミ推計 これは嘘ニュースです

マークシート
 予備校中堅の玉虫ゼミナールは22日、2020年大学入試センター試験の予想平均マーク番号が3.02だったと発表した。昨年の2.43に比べて0.59ポイント高かった。

 平均マーク番号は、文系・理系5教科7科目で解答したマーク番号の自己申告データから集計。全国の予備校で唯一玉虫ゼミナールのみが毎年発表している。

 最後の実施となる今回の大学入試センター試験は、来年から始まる大学入学共通テストを見据えた新傾向の出題が増えるなど全体的に難化。平均マーク番号が極めて3に近い数になった理由について、玉虫ゼミナール講師の矢橋渚さんは「受験生の間では『選択肢に悩んだら3』が定番になっているため、解答に困った学生が軒並み3を選んだ結果ではないか」と分析する。

 「教科や問題の難易度、出題校の偏差値に左右されないマーク解答」を追求する同校では、今年が2020年であることに注目。うるう年のセンター試験では1の正答率が高まる傾向があるため、今年の平均マーク番号を「1.00±0.13」と予想していた。塾生には全教科全問で1以外マークしないよう指導したが、予想を大きく外したことから、今年も予備校業界最高のリピート率を堅持できそうだ。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>2020年からの新しい学力

 2020年の大学入試制度改革の根底には、知識偏重だったこれまでの教育をあらため、知識の活用に重点をおく教育制度改革がある。グローバル化やAIなどの新しいテクノロジーがもたらす社会の変化に対応できる人材を育成するという理念のもとに、改革が進められているのだが、一方でさまざまな問題に直面している。新しい時代に必要な学力は本当に身につくのか。教育現場の実情を踏まえて論じていく。

社主ピックアップ

文化

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ