Kyoko Shimbun 2016.04.25 News

「大阪・十三」 米キリスト教系団体、改称求める これは嘘ニュースです

大阪市淀川区の十三(じゅうそう)
 大阪市の地名「十三(じゅうそう)」が、キリスト教の忌み数「13」を連想させるとして、アメリカのキリスト教系市民団体が改称を求める要請文を送っていたことが、24日までに分かった。

 キリスト教系市民団体「ノーサーティーン」が、改称を求める文書を送ったのは今年2月。キリスト教圏では13が忌み数とされており、ホテルなど建築物には13階を設けないことが多い。

 十三は大阪市北部・淀川区にある繁華街で、フライドポテトを載せたそば「ポテそば」が名物。地名の由来は「条里制に基づいて北から十三条の位置に当たる」など諸説あるが、キリスト教との歴史的関連性はない。

 要請文では「国際都市・大阪としてキリスト教徒への隣人愛的配慮」を求めており、かな表記の「じゅうそう」、「欠番」、「十二と十四の間」などに置き換える改称を提案している。

 キリスト教精神の下に13の悪影響から身を守ることを目的として、2003年に設立された「ノーサーティーン」は、教科書から13に関する記述を削除する運動など、教育分野を中心に市民運動を展開。その成果として、5+8の計算、アルミニウムの原子番号、事故を起こした月探査計画などの記述が消え、同国の学力低下に拍車をかけたと言われる。また一昨年には、日本でも「13が付くとアホになる」をスローガンに同様の教科書運動を行おうとしたが、類例が先に存在したため、失敗に終わっている。

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