「大阪・十三」 米キリスト教系団体、改称求める これは嘘ニュースです
大阪市淀川区の十三(じゅうそう)
キリスト教系市民団体「ノーサーティーン」が、改称を求める文書を送ったのは今年2月。キリスト教圏では13が忌み数とされており、ホテルなど建築物には13階を設けないことが多い。
十三は大阪市北部・淀川区にある繁華街で、フライドポテトを載せたそば「ポテそば」が名物。地名の由来は「条里制に基づいて北から十三条の位置に当たる」など諸説あるが、キリスト教との歴史的関連性はない。
要請文では「国際都市・大阪としてキリスト教徒への隣人愛的配慮」を求めており、かな表記の「じゅうそう」、「欠番」、「十二と十四の間」などに置き換える改称を提案している。
キリスト教精神の下に13の悪影響から身を守ることを目的として、2003年に設立された「ノーサーティーン」は、教科書から13に関する記述を削除する運動など、教育分野を中心に市民運動を展開。その成果として、5+8の計算、アルミニウムの原子番号、事故を起こした月探査計画などの記述が消え、同国の学力低下に拍車をかけたと言われる。また一昨年には、日本でも「13が付くとアホになる」をスローガンに同様の教科書運動を行おうとしたが、類例が先に存在したため、失敗に終わっている。