きれいすぎる地デジに女優団体が「ぼかし」を要請 これは嘘ニュースです
映画「ステキな金縛り」に出演した深津絵里さん(右)
昨年7月のアナログ停波によって地上デジタル放送に完全移行したのは記憶に新しいが、この時期を境に、ドラマなどに出演する女優に対して、視聴者から「肌荒れがひどい」「しわが目立つ」などの反響が続出。インターネットでも特定の女優に対して「肌が劣化している」「顔面崩壊」など、中傷とも受け取れる発言や、女優が演技している瞬間の表情だけを抜き出して「ゴリラ」「ハマタ」などの蔑称で「ブサイク画像」を広めるなど、芸能活動を阻害するような行動が目立つようになってきた。
このような状況について、日女連では「女優の美を踏みにじる行為」として非難。在京テレビ各局に対し、現行のデジタル画質をアナログ放送並みに落とすか、女優の顔だけぼかすなど、放送に配慮するよう要請文を提出した。
今回の要請について、あるテレビ局関係は「実際のところ、ぼかしが必要なレベルなのは、元からどうしようもないアイドル気取りの素人か、大御所女優しかいない。10代の若いタレントの場合、ノーメイクで出演する子すらいる」と話す。またある技術スタッフからは「以前ある大物女優から、しわを目立たせないように顔にぼかしを入れるよう言われたのですが、ぼかしにぼかす画像処理の結果、しわが完全に目立たなくなった代わりに、顔が「殺人犯の親族・A子さん」みたいな、もう誰が誰だか分からない人になってしまった」との声も聞かれた。
女優の評価に厳しいことで知られる虚構新聞社主のUK氏は「これをきっかけに、デジタル画質でも美しい深津絵里さんや真木よう子さん主演のドラマが増えればいい。て言うか、深津さんと結婚したい」と、血迷った意見を述べた。