Kyoko Shimbun 2008.09.01 News

ジャガイモ切って笑い止まらず ウクライナ これは嘘ニュースです

 たまねぎを切ると涙が出るように、切ると人を笑わせるジャガイモが見つかったと、ロシアのラスコーリニコフ通信が伝えた。

 ラスコーリニコフ通信によると、ウクライナ・チェルノブイリ地方プリピャチ市の男性が、自分の畑で採れたジャガイモを切ったところ、「笑いがこみ上げて仕方がない」と通報し、地元病院に運ばれた。男性は手当てを受け、現在は退院している。

 軍警察が調べたところ、この男性が切ったジャガイモの中に、人の笑いを誘引する神経物質「ラフタゲン」が多量にふくまれていることが分かった。ラフタゲンは人の笑いを刺激する神経物質だが、今までは人工的に合成するしかないとされていた。

 今回のジャガイモ発見をきっかけに北朝鮮などが軍事転用しないよう、ウクライナ政府は今回ジャガイモが発見された畑を中心に半径1kmの農作物すべてを焼却処分とし、また土壌を洗浄したうえで立ち入り禁止区域にする方針だ。

【用語解説】:「ラフタゲン」
 人間の笑いを催す神経回路に影響を及ぼす神経物質。1998年にイギリス・ケンブリッジ大が発見し、その合成に成功した。ラフタゲンを摂取すると笑いが止まらなくなり、摂取量によっては窒息死に至ることもある。すでにこの物質は化学兵器として米国が実用化に成功しているが、ドイツ人や日本人は脳内にラフタゲンを受容するレセプター(受容体)がないために、ラフタゲンを摂取しても影響がないという研究結果も出ている。

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